社員の管理は、会社にとって曖昧であり厄介なものです。特に社員の給料について明確な基準がないまま、基本給やその他の手当てが決められてしまうケースもあります。
では、どのような管理が必要でしょうか?
簡単な人事考課の作成方法として
- 業務に必要なスキルを全て書き出す。
- チームワーク維持に必要な情意のスキルを全て書き出す。
1、2に会社から見た難易度をつける。(例:易1~5難)
社員個人に対し、求める事項を1と2から抽出し、自己評価をつけてもらう。
(例:×出来ない △なんとか出来る ○出来る ◎指導するくらい自信がある)
これに、上司が判定をつける。
(例:×出来ない △なんとか出来る ○出来る ◎指導するくらい自信がある)
例えば・・・・
業務スキル | 会社判定難易度 | 自己評価 | 上司判断 |
---|---|---|---|
挨拶が出来る | 1 | ◎ | ◎ |
事前準備が出来ている | 1 | ○ | △ |
見積が出来る | 4 | × | × |
玉がけが出来る | 2 | △ | ○ |
段取りが出来る | 2 | ○ | △ |
チームワークスキル | 会社判定難易度 | 自己評価 | 上司判断 |
---|---|---|---|
チームの問題点を発見出来る | 4 | △ | △ |
部下指導が出来る | 4 | ○ | △ |
このような、社員に対する評価基準は簡単に出来ます。
これをもって、どうすればその社員が役職を上げられるか?給料があがるのかを認識させ
また不足する事項を上司と社員が認識して、指導する項目を抽出することで、社員の仕事に対するモチベーションの維持、教育が図れます。
これを、3ヶ月毎、或いは半年毎に社員との話し合いのベースにすることも出来ます。
是非、作成にチャレンジしてみてください。
会員ページでは、フォーマットをExcel・Accessでご用意しています。是非ご活用ください。